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筑波大学男子駅伝チーム

契約締結と共同研究の背景

このたび当社は、筑波大学陸上競技部男子駅伝チームが再び箱根駅伝出場することを目標にスタートした「#箱根駅伝復活プロジェクト」を応援するべく、2022年4月にオフィシャルリカバリーウェアサプライヤー契約を締結しました。所属する48名に対してリカバリーウェアの提供や「休養」に関するセミナーなどを通して、休養面でのサポートをしてまいります。当社は産学公の連携事業としてリカバリーウェアを開発しており、筑波大学とは2016年に共同研究を実施し、その際は「ベネクスリカバリーウェアを就寝時に着用することでアスリートのストレス軽減とコンディションが向上した」という結果を発表しました。このたびはより細かな視点から「休養」と「パフォーマンス」の関係性を調査してまいります。
2022年10月に行われる第99回箱根駅伝2023予選会に向けて4月よりセミナーを開催し、6月で第2回目を終えました。その際、休養やベネクスリカバリーウェアの使用方法などの講義を行い、選手やスタッフの皆様に理解を深めていただく場となり、現在練習後や休息時など日頃のケアに使用いただいています。今後共同研究を通して選手の生活行動データを分析し、チームのさらなる活躍と目標である箱根駅伝出場の実現を応援します。
今後も当社は、国内外で活躍するスポーツチームやアスリートへのサポートを通して、スポーツ業界のより一層の発展を「休養」で応援し続けます。

筑波大学 陸上競技部男子箱根駅伝チーム 監督:弘山 勉 様 コメント

長距離走の競技力(競技パフォーマンス)は、トレーニングの積み重ねでしか高まりません。その積み重ねとは、トレーニングによって破壊されるカラダ(身体組織)を休息で回復させることを繰り返して、カラダをグレードアップすることを意味します。箱根駅伝は、競技レベルが年々上がり続けており、本戦に出場するために突破しなければならない予選会もまたハイレベルな群雄割拠の状態になっています。高校時代に実績のある選手が集まるわけではない筑波大学では、トレーニングの充実を図ることでしか箱根駅伝への道を拓くことができません。しかし、実情は、カラダの器を超えたトレーニングが続くために、オーバートレーニング状態となり、スポーツ障害を発症するケースが多くなってしまうのです。そこで重要なのが、スポーツ科学の利用です。走力の低い選手がハーフマラソンをしっかり走破できるまでに成長するのは、トレーニングの効率化ではなく、回復力の向上だと思います。そういう意味で、ベネクス様との取り組みは心強くなります。自律神経に着眼したコンディショニングの機能性を有するアイテム(リカバリーウェア)を活用していくことで、ヒトに本来備わる回復力の発揮が期待されます。これからは、箱根駅伝予選会に向けてトレーニングはますます厳しさを増していきます。ベネクス様のお力をお借りしながら、学生たちが最大限の努力を続けていくことで、予選突破を手繰り寄せたいと思います。

株式会社ベネクス 取締役副社長:片野 秀樹 コメント

箱根駅伝の創設者が、NHK大河ドラマ「いだてん」の主人公「日本のマラソンの父」東京高等師範学校の金栗四三。そして、この金栗が、第一回箱根駅伝で東京高等師範学校を優勝へと導いたと知りました。東京高等師範学校は、筑波大学の前身です。このような伝統を背負い、後輩たちが国立大学の限界を乗り越えてタスキをつなごうと「箱根駅伝復活プロジェクト」がスタートしたと聞きました。今回株式会社ベネクスは、筑波大学陸上競技部男子駅伝チームとオフィシャルリカバリーウェアサプライヤー契約を締結し、困難にチャレンジする選手たちを休養分野からサポートさせていただくことになりました。令和の「いだてん」たちが、最良の休養により最高のパフォーマンスを発揮し、晴れの舞台に向かって活躍することを、全社をあげて願っております。

【筑波大学 陸上競技部 男子駅伝チームについて】
http://tsukuba-hakone.win/

筑波大学は1920年に開催された箱根駅伝第1回大会で優勝し、これまで全61回の出場経験を持つ強豪校です。2020年開催の第96回大会では26年ぶりの出場を果たしました。筑波大学の「#箱根駅伝復活プロジェクト」では、高い競技能力と倫理観、スポーツ愛好精神に加え、高い教養と知的探究心をもって自身の能力開発を進め、将来的にはその経験を活かして社会に貢献できるよう成長することを目指しています。
現在所属選手は48名で、2022年10月23日に行われる第99回箱根駅伝2023予選会に向けて日々努力を重ねています。

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