【調査サマリー】
競泳選手ボディは男のロマン⁉ 男性に人気の水泳、筋トレ併用率66.5%週1回以上泳ぐ人、20代男性20%が最多泳がない人は「体が硬いと感じる」の声も

◇水泳行動率、年1回以上泳ぐ人、男性21.3%、女性12.2%、全体で16.7%
◇水泳行動率、最も高い男性世代は20代で20.0%、シニア層男女70代は10.8%
◇水泳と筋トレを併用して週1回以上行っている人は66.5%
◇健康に不満を感じている26.1%の人が週1回水泳を行っている
◇水泳を行っていない人の37.0%は身体が硬いと感じている
◇都道府県別、週1回以上の水泳行動率1位は佐賀県11.8%、2位徳島県11.7%、3位鹿児島県・山梨県11.2%
◇水泳を行う人の抗疲労(疲労解消)行動は、“抗酸化”がキーワードに。「フルーツを食べる」「楽器を演奏・練習する」など

■競泳選手ボディは男のロマン⁉水泳行動は女性との比較で約2倍

寝不足の状態、疲労を抱えた状態で、充実した生活を送ることはなかなか難しいもの。休養・睡眠は健康を維持していくためにも大切な時間。だからこそベネクスは 「休養の質」 に着目しています。水泳の世界大会 が2022年6月17日(金)に開幕。そこで今回は、「日本のスイミング事情2022」を調査しました。子供の習い事ランキングで常に上位のスイミングスクールですが、健康趣向が強くなった令和の時代は、子供の習い事のみならず、大人になってからのジム通いの中で身体を動かす一環として取り入れられているようです。スポーツ施設での水泳を行う頻度を見ると、「全くしなかった」人が全体で83.3%という結果ですが、男女比較で見ると、「年1回以上行っている」という男性は21.3%となり、女性は12.2%となりました。さらに「週1回以上行っている」男性は11.2%、女性は6.7%と、ともに男女比較としては約2倍の割合で男性の方が水泳を行っていることがわかりました。水着に着替えることが女性のハードルを上げている一つの要因と考えられますが、男女ともに競泳選手の逆三角形のボディに魅了されている方は多いのではないでしょうか。


■水泳を週1回以上行っている人は20代が14.4%と最も多く、次いで70代シニア層も10.8%と10%超え

年代別、男女別で水泳行動率を見ると、全体では20代が14.3%と最も多く、次いで70代が10.8%という結果に。男性では20代が20.0%と全体と同じく最も多い結果だが、女性は70代が11.6%と、女性では唯一10%を超える結果となりました。


■水泳と筋トレを併用して週1回以上行っている人は66.5%

水泳・筋トレを行う頻度を合わせて見ると、「週1回以上」水泳と筋トレを行っている人は66.5%と7割近い方々が併用していることがわかりました。 スポーツジムなどに通っており、施設に筋トレマシンだけでなくプールなどの設備が整っていることが、その要因になっているのではないかと予測されます。


■健康満足度に不満がある人が、より水泳を行う傾向に

水泳を週1回以上行っている人の26.1%が、健康満足度について0-3点と回答し、不満に感じていることがわかりました。これは、水泳を行っていない人の20.8%よりも高くなっており、健康に対する不満感からより水泳を行う傾向があるようです。一方で水泳を行っていない人の37.0%が、「身体が硬いと感じている」と回答していますが、週1回以上水泳を行っている人は27.5%となっており、全身を動かす水泳は身体の柔軟性に何かしらの影響があることが推測されます。


■水泳行動率が高い県1位は「佐賀県」、2位「徳島県」3位「鹿児島県」「山梨県」!西日本を中心に活性化

水泳を週1回以上行なっている都道府県ランキングを調査したところ、1位は「佐賀県」、次いで2位「徳島県」、3位「鹿児島県」「山梨県」と、TOP3の大半を西日本が独占しました。上位に比較的暖かい県や海沿いの県がランクインする中で、海なし県である「山梨県」が「鹿児島県」と並んで3位という結果でした。山梨県出身で世界大会に出場している水泳選手もいるため、このような経緯から活性化しているのかもしません。


■水泳を行う人の抗疲労行動は、“抗酸化”がキーワード?「フルーツを食べる」が上位に

水泳を行う人の抗疲労(疲労解消)行動を疲労度合別に見ると、「家庭菜園」「ガーデニング」において「元気な人」が「疲れている人」の3倍以上となり、自然に触れ合うことでストレス解消を行っているようです。また、身体を動かすこと以外には、「クロスワードパズル・ナンプレなど」で2.75倍、「本を読む(雑誌・漫画を除く)」2.74倍、「博物館・美術館・図書館などに行く」2.45倍、「脳トレをする」2.35倍といった、集中力を高めたり、脳を使ったり、知識・芸術感覚を高めるような行動が多く見受けられました。一方で、「フルーツを食べる」が2.51倍、リズムやゆらぎをつける「楽器を演奏する・練習する」が2.42倍と、これまでの調査にはなかった抗酸化につながる行動が上位にランクインする特徴がありました。


[調査概要]

調査名:「ココロの体力測定 2021」
期間:2021年 11月15日~12月20日
SCR調査対象:全国の20~79歳の10万人(男女各5万人)
本調査対象:1248人(男女各624人)
方法:インターネット調査
SCR調査項目: 10問、本調査項目:30問
※サンプル数は男女各5万人で、各都道府県500サンプル以上を確保し、その後人口比率(都道府県、年代、有職割合)でウエイト修正した。
※今回の抽出対象者:スポーツ施設での年1回以上水泳行動者:16734、週1回以上水泳行動者:8907人

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